開業しても集客できない理由は技術力ではありません
リラクゼーションサロンやエステサロンを開業する方の多くは、施術技術に自信を持っています。しかし技術力の高さと集客力は別の話です。お客様に選ばれる仕組みを作れていないと、どれだけ良い施術をしても予約は入りません。集客の仕組みづくりには、技術とは別に意識しておきたい3つの法則があります。開業準備の段階で押さえておくと、オープン後の動きがスムーズになります。
誰に来てほしいかを先に決める法則
集客を考えるとき、多くの方が先に立地や内装を決めようとします。しかし先に決めるべきなのは、どんなお客様に来てほしいかという点です。ターゲットが曖昧なまま広告や発信を始めると、誰にも刺さらないメッセージになりやすくなります。
ターゲットが曖昧だと広告費が効かない理由
「疲れている人」「癒されたい人」という括りは、ほぼ全員が当てはまってしまいます。これでは広告文やSNSの投稿内容を決めることができません。年齢層や生活スタイル、抱えている悩みの種類まで具体的に絞ることで、使う言葉や写真の選び方が自然と決まっていきます。
立地選びより先に客層を具体化する
駅前か住宅街かという立地の選択も、ターゲットが決まっていればおのずと答えが出ます。例えば仕事帰りの会社員を想定するなら駅近が向いていますし、子育て中の方を想定するなら住宅街で駐車場があるほうが選ばれやすくなります。立地は目的ではなく、ターゲットに合わせて選ぶ手段です。
情報発信を一本化しない法則
SNS、予約サイト、ホームページなど、情報発信の手段は複数あります。どれか一つに絞るのではなく、それぞれの役割を分けて使うことで集客の入り口を増やせます。
予約サイトとSNSの役割を分ける
予約サイトは、すでに「施術を受けたい」と決めている人が比較検討する場所です。価格やメニュー、口コミが決め手になります。一方でSNSは、まだ施術を受ける予定のない人にサロンの存在を知ってもらう場所です。施術の様子や空間の雰囲気を見せることで、興味を持ってもらう段階から関わることができます。この二つを同じ内容で運用すると、どちらの役割も中途半端になってしまいます。
発信を続けられる仕組みを作る
開業直後は時間があり発信を頑張れても、施術の予約が増えてくると更新が止まりやすくなります。撮影した写真をまとめてストックしておく、投稿する曜日を決めておくなど、忙しい時期でも続けられる仕組みを先に作っておくと安心です。発信が止まると、新規のお客様に「営業しているか分からない」と感じさせてしまう可能性があります。
初回来店をリピートにつなげる法則
新規集客にかかる労力は、リピートしてもらう労力より大きくなります。初回の来店をどう次につなげるかを決めておくことで、集客の負担を減らせます。
カウンセリングで次回提案までセットにする
初回のカウンセリングで悩みを聞いて終わりにせず、今後どのくらいの頻度で通うと効果を感じやすいかまで伝えておくことができます。例えば肩こりや冷えのケアであれば、月に何回程度の施術が目安になるかを説明することで、次回予約の判断材料を渡せます。
退店後のフォロー連絡のタイミング
施術から数日後に体調の変化を尋ねる連絡を送ることで、サロンのことを思い出してもらいやすくなります。連絡のタイミングは施術内容によって変わりますが、間隔が空きすぎると次の予約につながりにくくなります。LINEなど返信しやすい手段を使うと、お客様の負担も少なくなります。
サロンの形態選びも集客のしやすさに関わります
レンタルサロンとシェアサロンでは、集客への向き合い方が変わってきます。シェアサロンは複数のセラピストが同じ空間を利用するため、サロン自体の知名度やお客様の口コミを共有できる場合があります。すでにある程度の集客導線が整っている状態で始めたい方には向いている形態です。
一方でレンタルサロンは、時間単位で空間を借りて自分の屋号で営業する形になります。内装やブランディングを自分の方針で組み立てられるため、先ほど述べたターゲット設定や発信の方向性をそのまま反映しやすくなります。どちらが向いているかは、開業の段階でどこまで自分の色を出したいかによって変わってきます。
ピエリスでは、神田と松戸でレンタルサロンをご用意しており、時間単位での利用から始められます。開業前の集客設計についてもご相談いただけますので、まずはサロンの見学からお気軽にお問い合わせください。